クラミジアは治療薬を飲めばどれくらいで治る?

クラミジアは抗生物質によって1週間ほどで完治します

抗生物質によって治療

クラミジアは基本的に抗生物質によって投薬治療を行います。症状が進行していて、骨盤腹膜炎や肝周囲炎などを併発している場合には点滴治療が実施されることもありますが、多くはマクロライド系やニューキロン系の抗生物質の投与による治療がメインです。クラミジアは、クラミジア・トラコマティスという細菌によって引き起こされる性病です。この細菌は主に粘膜の細胞に取り付いて、そこからタンパク質の供給を受けて増殖する性質があります。抗生物質は害となる細菌のコピー能力を阻害して、増殖をさせなくするものです。細菌は自分のコピーを製造することができなくなり、自分が死んでも後継がいないために、結果的に死滅します。

抗生物質は短期決戦

抗生物質による治療は、短期間のうちに一気に細菌を死滅させるのが正しい方法です。副作用の出にくいものを選択して、抗生物質の投与によって細菌を殺してしまうというのが正しいやり方です。途中で飲み忘れがあったり、長期間にわたって服用したりすると、細菌に耐性がついてしまいます。その前に一気に片付けるのが基本の治療方法です。投薬は通常、1週間ほど継続することになっています。マクロライド系の抗生物質であるクラリスロマイシンという薬を1日1回、7日間服用するといった方法が採られます。また、ジスロマックという特効薬も開発されており、患者にもよりますが、多くは1回の服用で効果を発揮します。従来は1日1回の服用が必要であったのに対して、それを1週間服用したときと同じ効果が得られるため、近年ではクラミジア治療では第一選択薬とされています。

治療終了は再検査してから

クラミジアは元々自覚症状の乏しい性病で、特に女性は約80%が症状なしと言われています。症状が出たとしても比較的軽いものです。そのため、治療でもクラミジア菌が少なくなれば、症状はほとんどなくなります。とはいっても、治療の終了を患者が勝手に判断するのは禁物です。完治したと判断するのは、あくまで医師や病院に任せましょう。クラミジアの治療では、ある程度投薬の効果が現れた時期に再検査をします。再検査で完全にクラミジア菌が死滅したという結果が出て、初めて完治とします。ときどき、クラミジア治療に1年以上かかったという話がネットなどに寄せられますが、これは治療薬の選択の間違いか、患者側の服用に問題があるかのどちらかです。もし、服用を続けてもクラミジアが治らない場合には、セカンド・オピニオンを受けてみましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする